特別研修の思い出

こんにちは。横浜市の女性司法書士、島袋裕子です。

令和5年の司法書士試験合格者の特別研修が始まっているそうです。

司法書士は、法務省からの認定を受けると、簡易裁判所で扱う訴額140万円以下の訴訟代理人になることができるようになります。いわゆる「認定司法書士」と呼ばれているものですね。
この認定司法書士になるには、法務省が指定している「特別研修」に参加し、認定試験に合格することが必要です。
司法書士試験に合格後、日司連や司法書士会等が開催する新人研修をうけ、その後1カ月間位の特別研修が始まります。

現在はWEBとリアルのハイブリッド型になっているようですが、私が受講した時代は、すべてリアルで集合していました。
特別研修は100時間研修とも呼ばれ、出席要件が非常に厳しく、遅刻厳禁。
九州地区では福岡での開催のため、福岡県外の同期のほとんどは、研修期間中は福岡でウィークリーマンションを借りていました。「特別研修の思い出」というと、通常の司法書士は同期と毎日飲み歩いていた人が大多数です。
私は当時熊本に住んでいましたが、小学4年、3年の娘がいるため、どうしても毎回帰らなくてならないため、なんと新幹線で毎回通いました。。。
新幹線の通勤定期券を購入し、家事代行を利用して食事を作ってもらったり、雪予報の前日だけは夫に頼み込んで前泊したり。
コロナ前でしたが、インフルエンザなどに罹ったらアウトなのでずっとマスクで過ごし、研修が終わると一目散に会場を出て博多駅を目指し。
帰ってからは予習や課題もあり、まあ、目まぐるしい日々でした。
同期は他県の人たちと博多・天神・中州あたりで飲み歩いていたようで、楽しそうでいいなーと思いながら新幹線に乗っていました。
結局私が参加できた飲み会は2回位でしたね~。
幸い、娘たちが病気になることもなく、電車が止まることもなく、無事にすべての研修に出席できました。
九州の同期と過ごした時間は楽しかったし、大変だったけど充実していたなあ。

記事を書いていたら、いろいろ思い出して、九州に帰りたくなってきました笑

今年度の特別研修を受ける方も、頑張ってください!

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